映画好きの友人が天に還ってから、長時間の映画を観る機会が少なくなって来ましたが、GYAOでたまたま見つけた「きいろいゾウ」を観てみました。
向井理が演じる「ムコさん」と宮崎あおいが演じる「ツマ」を中心にした映画です。 古びたひらやの一軒家で、背中に大きな鳥のタトウを入れた売れない小説家の「ムコさん」と、犬やソテツの木と話をする天真爛漫な「ツマ」、隣の老夫婦との日常的な出来事の中でのゆったりとした会話、「ツマ」を慕う少年とのやり取りや少年の友人の少女。
コロナ禍の自粛生活を送る身にとっては、何か世話しない環境の中で、改めて仄々とした映画を観させて頂きました。 宮崎あおいさん演じる「ツマ」の素晴らしさに、心動される感じが致しました。
7年前に作られた映画だそうですが、人気小説作家の西加奈子さんのお人柄が、よく出た先品でした。 楽しませて頂きました。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます