ひとり座禅のすすめ

自分ひとり、坐禅(靜功)を日常生活の中で取り入れていくと今までと違った感覚を覚えていく。

フィリップスとシャープに観る会社の柔軟性の相違を感じて

2016-08-19 04:25:18 | 健康づくり

昨日は、私の関連する施設の照明器具のLED化について、35年来の付き合いのある友人ーランプの販売を行っている−と、最終的な詰めを行いました。 その過程に電気メーカーとして接触した話をしてくれました。

シャープが初めてLEDランプを開発した時に、今後の問題点について大阪の工場まで行って、話をしたそうです。 当時、東芝が一番早く開発して一本1万円ぐらいで、売っていたそうですが、シャープは半額で売り出したため、東芝製品は市場から回収するような事態になったそうです。

友人はシャープの工場で、代理店制度による販売とLEDランプの広角度の改良を、提案したそうですが、何一つ実現しなかったそうです。

然るにフィリップスの招待旅行で、ベルギーの工場に行った折に、工場側から何かご意見はありませんかと訊ねられ、直線の自動化ラインに対して、半円形上の自動化ラインのほうが良いのではないかと、提案したそうです。

翌年、また招待旅行で工場に行った時に、工場長から真っ先に握手を求められ、友人の提案したラインによる工場を作ってしまい、工場参観者は古い直線のラインを見せ、新しいライン工場は見せないようにしてしまったそうです。

友人によれば、シャープは会社として動脈硬化を起こしてしまっていて、その結果として現在の体たらくぶりになっていると云うのです。 何事も好奇心を持って、素直に受け入れるような柔軟性が、個人にも会社にも必要だと、改めて感じたのです。



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