小池百合子さんが新しい都知事になってから、豊洲市場のオープン時期を延期することを発表して、旧東京ガスの工場跡地に計画したことから、土壌汚染対策と生鮮食品を扱うための安全性から、実際に行われた工事に疑問が呈されて来ています。
建物の直ぐ下の土地を、土壌汚染対策として4.5mの盛り土をした絵–漫画が、汚染対策のための専門家会議にも提示され、議論されて来たようです。
この漫画の根本的な間違いは、建物の下には基礎があり、また建物の性格上、給排水の設備配管が床下に想定されるのです。 また、その設備配管のメンテナンスのために必要な空間が、当然、当初から予想されることでした。
そのような当然のことが、いま現在表れている漫画には表れてはおず、それを土台に専門家会議で議論されて来なかったことが、今回の混乱に至っていると思われます。
もしも誰かが全てを知っていて、4.5mの土壌改良を行ったように見せかけ、建物の下にコンクリートで造った配管スペースの工事をしたとしたら、土壌改良工事に使われた数百億円のお金は、何処に行ってしまったのでしょうか。
改めて報道されている漫画を見るたびに、そのおかしさに不思議でならないのですが。
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