スピードスケート500mで金メダルを獲得した小平奈緒さんの支援企業が、相沢病院となっているので何故なのか関心を持っておりました。 ネットの記事によれば、10年バンクーバー五輪のシーズンが始まる2009年から、当時まだ無名だった小平さんを支え続けて来たと云う。
信州大学を卒業してからも、長野を拠点に競技を続けたいと希望して企業訪問を繰り返すも、折からの不況で所属企業がなかなか決まらないでいました。 男子の金メダルを取った清水選手を育てた結城コーチが、病院のスタッフと知り合いだったことや、小平さんが病院でりはびりを受けていたこともあり、相沢病院を頼ったのです。
病院の相沢孝夫理事長は、初対面の小平さんに下心なしに、その姿勢を支えたいと思える人だったようです。 決して所属企業として相沢病院の名前が売れても、患者さんが増えると云うものではありません。
バンクーバー五輪で団体追い抜きで銀メダルを獲ると、メダルを持って小平さんは病棟を回ったそうです。 持っているパワーを伝えてくれて、患者さんたちも元気になって、小平さんのファンになってささえたと云うのです。
ソチ五輪後のオランダへの武者修行も、スタッフの海外留学と云う形で支援をされました。 今 出来る事を全力でやる小平さんの生き方が好き。 だから人の心に何かを残すのだと思うと、周囲の思いを代弁する理事長。
改めて美しく輝く小平さんの魅力を感じました。