最近、我(が)を捨てると云うことに、関心を持つようになってきました。 日常的なあらゆる場面で、我を捨てるということを意識します。
自分中心でものごとを考えていくと、自分以外の意見に対して、一応は耳を傾けるのですが、やはり自分の意見を強く言いたくなってくるものです。
したがって自分の意見に反するものには、時には腹も立ってきます。 しかし、ここで相手の意見をよく吟味して、天命に従う気持ちを持つことによって、不思議と腹も立っては来ないのです。
自分自身では、どうしようもない時などは、特にそうです。
努力をしてみて、最後は我を捨て、天命に従うということです。 考えてみれば、座禅の時に、自然の流れに任せ、自然の摂理に従う、ということに通ずるのかもしれません。