ひとり座禅のすすめ

自分ひとり、坐禅(靜功)を日常生活の中で取り入れていくと今までと違った感覚を覚えていく。

逆腹式呼吸は脳細胞の開発率を高めることになる

2013-06-29 07:41:05 | 逆腹式呼吸

 私たちの脳細胞の数は、幼児期のある年齢になると、増えることもなく、毎日10数万個単位で死滅するというのです。 また一般的には、脳細胞の開発率も数パーセントに過ぎないという。

 私が生まれて初めて、呼吸法を伴う座禅(静功)を行うようになったのは、今から15年ぐらい前ですが、吐く息を出来るだけ長く吐き、吐く息を体の中へ吐く(特に下腹の臍下丹田に向けて)逆腹式呼吸を行って、常に脳が刺激されることを感得しました。

 子供の頃から、この逆腹式呼吸を行っていたなら、多分、脳細胞の死滅率も軽減され、なおかつ脳の開発率も高まっていただろうと、今さながら感じるのです。

 今朝のテレビで、認知症の患者が増えていて、その予防対策の一つに歩くことが有効だというのです。 歩くことによって足の裏を刺激し、足の裏を通して全身の経絡、神経、血管、筋肉などを刺激することに繋がります。 そのことが結果的に脳細胞の劣化を防ぐのでしょう。

 余り馴染みのない長く吐く呼吸を、日常的に行うことでも、認知症対策にはなってくるのではないかとも思うのですが。