ひとり座禅のすすめ

自分ひとり、坐禅(靜功)を日常生活の中で取り入れていくと今までと違った感覚を覚えていく。

肺呼吸を行わず胎息で座禅を楽しむ

2012-10-22 07:57:33 | 座禅

 最近は、長く吐く呼吸を行わず、もっぱら肺呼吸を行わずに気の呼吸である胎息で、深夜の1時間の座禅を楽しんでいます。

  呼吸はしなくても、舌は上の歯の付け根に、そっと付けておきます。 体の後ろ側にある督脈から、体の前部にある任脈をつなぐのが、舌です。 上記のように付けておかないと、その気の主要な流れは、途切れてしまいます。 気を感じなくても、舌は上の歯の付け根に付けておく必要があります。

  胎息では、絶えず体の中を流れる気が、脳を刺激しますので、その刺激方を感じながら、座禅を行うことになります。 肩の力を抜きリラックスし、ひたすら座り続けながら、静かになるのを待つ感覚です。

  時間の経過とともに、その流れはゆったりと優しくなってきます。 脳は水泳で潜水したときに感じる、シーンとしてきます。 そんな深夜の座禅を楽しんでいます。