ひとり座禅のすすめ

自分ひとり、坐禅(靜功)を日常生活の中で取り入れていくと今までと違った感覚を覚えていく。

座禅は頭で考えるより胡坐を組んで先ず坐ることから・2 

2011-11-27 06:27:18 | 座禅

 私に座禅の声かけをしてくれた友人は、1週間のうち3回も静功の会に参加していて、そのうち1回は24時間という泊りがけの会でした。 私は週に1回しか参加しておりませんでしたので、そうであれば私は、日常的にできる限り呼吸法を行ってみようと考え、実践しました。

 電車を待っている時は立ちながら、電車に坐っているときは浅く坐って、事務所でもいすに坐ってちょっとした時間に、肩の力を抜いてリラックッスし、軽く目を瞑って、大きく息を吸ってできるだけゆっくり長く息を吐いていました。

 勿論、夜は半身浴でお風呂に入った後に、布団の上で薄い座布団をお尻に敷いて、真っ暗にした部屋で、隣室で家族がテレビを見ている音を聴きながら、吐く息に意識を集中していました。 毎日1時間以上坐っていました。 

 半身浴で下腹が温められていたのがよかったのか、1ヵ月半で自発動という形で、下腹の臍下丹田が活性化し、心臓のように鼓動を始めたのです。 とにもかくにも初めてのことで、びっくりしましたが、普段から自然の動きに任せる、自然の摂理に従うんだという気持ちで、座禅を行っていましたので、丹田が動き始めた時には、静かのそのまま上を向いて寝て、その鼓動の動きを楽しみました。