口を閉じ鼻だけで呼吸をし、吐く息だけをできるだけ長く吐き、吐く息を体の中へイメージで吐く呼吸を、私は逆腹式呼吸と云っています。 この呼吸法を継続的に続けることによって、私達は意識しなくても、自然と体の中を流れる気の存在を感じます。
普段行なっている呼吸で、深呼吸するように大きく吸って、吐くだけです。 ただし吐くときには、できるだけ長く吐きます。 細く長く苦しくなる寸前まで、ゆっくり吐きます。 苦しくなる寸前で、軽く息を止めまた大きく息を吸います。 ひたすら長く吐く息に、意識を集中します。
この長く吐く呼吸を続けることにより、半ば眠っていた気の通る道(経絡)を刺激し、体の中の気の流れを、良くするようになります。 経絡は神経の腺に沿って流れているといわれ、微細な神経が集中する脳を刺激します。 気を感じやすい人は、頭がもやもやしたり、おでこ周辺で何かを感じることがあります。
体の上半身には、主要な気の流れる道(経絡)があります。 逆腹式呼吸を続けることによって、両目の中心部にある上丹田を刺激します。上丹田には生命力に関係する生命体があるとされ、結果的に生命力を高めます。
両乳房の中心の奥にある中丹田には、感情とか情緒に関係するものがあり、いわゆる心があると思われています。 その心を鍛えることになります。
勿論、微細な神経がある脳も鍛えることになり、その開発率を高めていきます。
納戸も繰り返す大きく吸い、ゆっくり吐く呼吸を通して、ゆっくりではあるが、横隔膜の運動をしていることにもなるのです。
以上が昨日のブログの記事から、感じたことです。