ひとり座禅のすすめ

自分ひとり、坐禅(靜功)を日常生活の中で取り入れていくと今までと違った感覚を覚えていく。

静かにする静かになることが座禅では必要です

2011-11-07 07:32:00 | 座禅

 座禅は吐く呼吸に意識を集中し、表面的な静かだけではなく、体の微細な部分も含めて、静かになることが大切なのです。

 静かになるには、最低でも45分から1時間は必要だと、私自身の体験から考えています。 逆腹式呼吸を行いながら座禅を行っていますと、体の中を流れる気の動きも、はじめは堅く時間の経過と共に、その流れは緩やかになってきます。

 ゆったりと流れるようになるには、45分から1時間はかかるのです。 その流れが更に緩やかになるには、もっと時間の経過が必要になります。 したがって、最低でも、座禅時間は1時間あったほうがよいと思われるのです。

 体の中の気は、神経の腺に沿って流れているといわれ、微細な神経が集中する脳細胞にも、その刺激を受けることになります。 その流れが緩やかになればなるほどに、私達はセクシャルなエクスタシーをはるかに超える、崇高な至福感を感得することになります。

 日常的なストレスからも解放され、いつも精神的に健康でいられることになります。 更に、脳細胞を常に刺激を受けることにより、その開発率も上がり、なおかつ脳そのものも活性化されるのではないかと、思っています。