ひとり座禅のすすめ

自分ひとり、坐禅(靜功)を日常生活の中で取り入れていくと今までと違った感覚を覚えていく。

指揮者・西本智実さんの顔が見えるホールでクラッシックを聴く

2011-11-03 08:27:31 | 文化

 私が精神的な支援を受けてる方が、自分は行けなくなったからと、横浜みなとみらいホールでのコンサートのチケットを、譲ってくれました。 いつも聴いていた客席側からでなく、舞台側から聴く席でした。

 曲目は時々、映画などで聴くメロディーで知られるラフマニノフのピアノ協奏曲第2番ハ短調作品18と、チャイコフスキーの交響曲第6番<悲愴>ロ短調作品74でした。

 いつもは目を瞑ってクラッシックを楽しむのですが、さすがに舞台側から聴くのは初めてでしたので、目を開けて聴いていました。

 ピアノ協奏曲のときには西本さんは、ピアノの清塚信也さんに心を配りながら、オーケストラをまとめる雰囲気でしたが、ピアノ演奏がなくなると、身振り手振りで激しく動き、楽しむことが出来ました。

 時には手で髪を振り上げ、時にはタクトを置いて、全身で音楽を纏め上げようとしておりました。 正装して指揮をとっていましたので、隣の千葉から来られたご夫人に「私は目がはっきりと見えないので聞くのですが、西本さんの胸は膨らんで見えますか」と訊ねました。 私には青年のように見えたからなのです。 とても女性指揮者には見えなかったからです。

 ピアノ協奏曲のときには、グランドピアノが客席側によく聞こえるように、上板が立てかけられますので、私達の席はちょっと不利かなとは思いましたが、全体を纏め上げる指揮者を見ながら音楽を聴くという醍醐味も、改めて感じいったしだいです。 楽しい時間でした。

 横浜みなとみらい駅にくっついた形で計画されたクイーンズスクエアの施設も、楽しむことができました。