ひとり座禅のすすめ

自分ひとり、坐禅(靜功)を日常生活の中で取り入れていくと今までと違った感覚を覚えていく。

大山倍達(ますたつ)ー極真空手のこと

2006-04-23 10:03:41 | 家族
 連れ合いと20数年前に、極真空手の創始者である大山倍達の映画を、たまたま見ることになりました。 映画では、大山師が息をゆっくりとハーと音をたてて、吐きながら演技をしていたのを今でも鮮明に覚えています。
 連れ合いは、その映画を契機に、近くの学校で夜間空手を教えているところへ通うようになりました。 小学校に通う娘も参加し、息子もその後参加して、娘は初段、息子は3級を、連れ合いも初段を獲得しました。
 空手を練習するようになったのは、何でも私の暴力に立ち向かうためとのことでした。 確かに、それまで言葉の暴力に対して1年に1回ぐらいは、ぽこんと叩いたことがありました。
 連れ合いが空手を習い始めたのを見て、それ以来は反省し、私は手を振るうこともなくなりました。 冬の寒い時期に、裸足で外を走ったりしてそれなりの練習はしていたようです。 映画でみた呼吸法を駆使した型の演技も行ったようで、丁度その頃から連れ合いは、お腹が(臍下丹田)が動くようになったといいます(私が座禅を行うようになって後から話を聞きました)。
 臍下丹田が動くということは、体の中の気の循環が良くなったということですので、病気になりにくい体質になったということにほかなりません。 2人の子供の演技を見たことがありますが、体が柔らかくスピードがあり、思わず嬉しくて涙が出たことを思い出します。