ひとり座禅のすすめ

自分ひとり、坐禅(靜功)を日常生活の中で取り入れていくと今までと違った感覚を覚えていく。

おぎゃーという赤ちゃんの第一声は

2006-04-21 11:02:14 | 胎児
 私達が、息を止めて水泳の時に潜水をしたときなど、苦しくなってあわてて顔を水面に出し、息を吸います。 赤ちゃんは、お母さんのお腹から生まれ出てきた瞬間から、初めて呼吸をし始めます。
 胎児は、一般的にはお母さんとの臍の緒を通して呼吸しているように思われていますが、臍の緒はあくまでも栄養分だけであって、空気の呼吸をしてあるわけではありません。 お腹から出て初めて肺呼吸をはじめます。 その瞬間がおぎゃーという声になります。 ある意味では、私達が潜水をした時の苦しさからの息の仕方と、似ているようにも見えます。
 座禅(静功)を行う時にも、心身ともに集中してきますと、肺呼吸を意識しない(肺呼吸をしない状態)になってきます。 その時にふーと息をしようとするときには、潜水時のような息苦しさを体感することになります。
 殆んどの赤ちゃんは、赤ら顔して健康そのもののような印象を与えてくれます。
血流の流れも活発で、そのために赤ら顔や体全体が、赤味を帯びているものと思われます。 お父さんとお母さんの愛の結晶として、その愛情を一杯浴びながら生まれてきます。