ひとり座禅のすすめ

自分ひとり、坐禅(靜功)を日常生活の中で取り入れていくと今までと違った感覚を覚えていく。

文ちゃんへの手紙-3

2005-12-11 16:35:54 | 胎児
 子供を求める時には、お互いが良い状態になることが大切であるし、赤ちゃんがお腹にいる時は、赤ちゃんに話しかけるようにして共に体験することが大切です。
赤ちゃんが生まれた時には、今では産科の病院で産むことが普通になっておりますが、生まれるとちょっとの間だけ赤ちゃんをお母さんに見せると、別室の乳児室へ連れてってしまいますが、これが具合の悪いことなのです。
 10月10日の間、お母さんのお腹の中で安心してすくすくと大きくなって生まれてきたのですが、生まれた瞬間から今度は見知らぬ世界に飛び出して、とても不安でいっぱいです。 お母さんの傍から離れることによって、精神的なトラウマが生まれてしまいます。 生まれた時から、お母さんの手がすぐ届くところにおいてあげるのが一番なのです。
 アフリカのある国では、生まれた瞬間からいつもお母さんの手の届くところで育てられるので、子供の表情もどこか違ったところがあったそうですが、しばらくしてその国へ訪ねていったら、西洋化が進み病院で産むようになってしまった結果、以前に見た子供達の生き生きした感じは無くなっていたと、本に書いておられた方がいました。
 お腹の中でしたように、生まれてからも同じように話しかけるようにして、何事も一緒に体験してください。 生まれる前からいつも一緒に体験するようにしていれば、びっくりするぐらい話し始めるのも早いし、歩き始めるのも早くなるはずです。 生まれてから3歳ぐらいまでの経験、体験は赤ちゃんにとってはとても濃密なものになります。 これから結婚される文ちゃんには、このことだけは分かってもらいたいと思い筆をとりました。