ダークマター、ダークエネルギーとは

　先日のテレビの中で、ダークマター、ダークエネルギーという言葉が出てきておりました。　宇宙はダークマターに満ち溢れているとの事でした。　よくは分からないが目に見えないものがあるということです。
　座禅（静功）を暗闇の中で静かに行っておりますと、目には見えませんが体の中をぐるぐる回っているものを感じます。　体の神経の線に沿って流れていると言われている気の流れを、感じることができます。　一番強く感じる部分は脳になります。　脳は神経の集中するところですから、小周天（体の中の気が臍下丹田から会陰（蟻の門渡りの部分）、尾りょう関、夾脊関、玉沈関、百会、上丹田、中丹田からまた臍下丹田のもどる気の循環ができることをいうー女性はその逆を循環するという）が可能になったときには、特に強く感じるようになります。
　一般的には太極拳が分かりやすいのですが、10年もやれば自然と手の先や指の先がびりびりしてきて、いわゆる気感（気を感じること）の意味が分かってきますが、その段階では、まだ気の体の中の動きを知ることはできません。　
　座禅（静功）をすることによってより深く感じるようになります。　目を瞑って口は閉じ、鼻だけで息をします。　軽く吸ってゆっくり体の中に息をイメージで吐きます。　その呼吸を続けるだけでよいのです。　感じやすい人はすぐに頭がもやもやしたりして、その微妙な変化を感じることができます。　始めはなんとなく単調に感じますが、やろうとする意思さえあれば、暗闇の中で尚且つ静かなとこで、自分の呼吸しか聞こえないという環境は何ものにも変えがたい経験になるのではないかと思われます。