ひとり座禅のすすめ

自分ひとり、坐禅(靜功)を日常生活の中で取り入れていくと今までと違った感覚を覚えていく。

親をみて子は育つといいますが-19

2005-11-04 19:26:02 | 自分
 家のすぐ近くにある公園内にあるテニスコートで近所の方たちがテニスをやっているのを、どちらかというと冷ややかな目で見ておりました。 テニスをやっている人たちが割合と自分勝手な方が多かったせいかも知れません。
 事務所勤めを辞め、自分で独立しましたが、前の事務所で知り合ったお客さんはには、一切挨拶もいたしませんでしたし、ゼロからスタートしようと思ったからでした。 然しながら、すぐ仕事があるわけでなく、そのような状態の中にあっても、相変わらず生協との関係は続いていました。 
 1年ぐらいは事務所の先輩の所の手伝いなどをしておりましたが、よく考えてもみると何故独立したかがわからなくなりましたので、とにかくそれもやめ、自分で歩いて調査をし直接土地の所有者のところへ、飛び込んで行ったりしました。 隣接市の所もずいぶん歩きましたが、自分の住んでいるところのほうがよいのではないかということで、改めて自分の近くの所の調査に切り替えました。
 丁度、夏休み前に計画を提示して、2度目の訪問は早く行きたいのを我慢をし、関西方面へ仕事の調査も兼ねて、家族で旅行へ行きました。 帰ってきて2度目か3度目の訪問の時にお客さんから、計画に対するOKの返事を貰いました。
 貯金も使い果たし、母から借りたお金もなくなり(その後返すことができました)これからどう暮らしていったらよいのか、困るような状態の中で、あえて気持ちの余裕を持たせるために、嫌っていたテニスを始めたのでした。
 たまたま、近所の方で自営の方がコートに来ていて、その方とは3年間早朝テニスをすることになりました。 仕事もないのに朝からテニスをして と連れ合いからよく言われましたが、いずれわかってくれる時があるとの強い気持ちから続けました。
 気持ちをいつも余裕があるように自分を持っていくことができれば、接する相手の方にもそのことが伝わるはずだという気持ちを持っていました。 あせる気持ちを持てば結果的にもその表情が出てしまい、信頼関係はできないのではないかと思っております。 経済的にリッチでなくとも、精神的にリッチになれれば、ものの考え方が豊かになると思ったからでした。 そのためにあえて自分を追い込むために、好きではないテニスを始めたのですが、テニスを通して素晴らしい友人とも出会え、雨が降らない限り、6時ごろから9時ごろまで殆んど毎日テニスをすることになりました。 小学校へ通う2人の子供もいつも私がテニスをやっている姿を見ておりましたので、あの頃のパパはかっこがよかったと、時々言われるこの頃ではあります。