ねぶたの色々
ソニー サイバーショット HX-50V ハイビジョン動画より
ひょうたん型の行燈がずらりと並ぶねぶたがある。これは商店街の店舗の屋号が書かれ、PRを兼ねたもののようだ。
ねぶたそれぞれに何か意味合いがあるのだろう。多くは強面であるが、そのほうが迫力が出るのかも知れない。
裏面についても同じような事が言えそうだ。天女のような優しさがあるかと思えば、風神、雷神のような絵もある。
毎年見に行くがこのねぶたの迫力に圧倒される。本場青森のねぷたはもっと大掛かりで迫力もすごいものがあると思う。しかしその何分の一でも身近なところで味わうことが出来るのは楽しく有難い事だと思う。
ねぶた色々
ソニー サイバーショット HX-50V ハイビジョン動画より
虎と大黒の取り合わせにどのような意味というか物語があるのだろうか。
ねぶたにはそれぞれ迫力満点の作りになっているが、写真では何気なく写すと迫力に欠けてしまう。撮影に当たっては、なるべく迫力が出せるようなアングルを選ぶことが大事だと思う。
背面には虎、天女？鶴の絵が描かれている。ねぶたによって画家が違うのだろうと思うが、どこか似通っている。
山伏？あるいは義経の家来弁慶だろうか。眉を吊り上げた憤怒の形相のように見える。
裏面は、鯉の滝登り、花魁？昇天龍が描かれている。
ねぶた 漢雲
ソニー α NEX-5R １６～５０ミリ
漢雲というのは描かれた絵の事だろうか？女性的な豪傑らしき絵が描かれている。
ソニー α NEX-5R １６～５０ミリ
漢雲の後ろにもねぶたが続いている。
ソニー α NEX-5R １６～５０ミリ
漢雲の裏側には長刀を持つ美女の絵が描かれている。
ソニー α NEX-5R １６～５０ミリ
絵を描いた人の落款が押されているところを見ると有名な画家が描いたものに相違ない。躍動感あふれる姿は見事。
笛太鼓、はねと
ソニー サイバーショット HX-50V ハイビジョン動画より
ここからはすべて動画より静止画を起こしたものだ。フラッシュを使用したように見えるところは、他人が使用したフラッシュが写ったものだ。
太鼓を先頭に笛が続き、そのあとはねとが続く。 はねとは動きが早くさすがに動画でも写し止めることが出来ない。それほど周囲が暗い所ということだ。
今年は何故かはねとに花笠を被った人が一人しかいなかった。何故か分からないが暑さのためかも知れない。今年の暑さは異常だった。
いよいよ出番
ソニー サイバーショット HX-50V
帆掛け船に続いてねぶたが次々に繰り出してくる。
ソニー サイバーショット HX-50V
山伏だろうか素晴らしい迫力で迫ってくる。
灯りが入らなかった時と比較すれば比べ物にならない迫力だ。
ねぶたと周囲の状況を両方うまく表現することは難しい。自然光主義の私にとって常に試行錯誤の連続だ。
ソニー サイバーショット HX-50V ハイビジョン動画より
どう撮っても明るいねぶたと暗い周囲の状況の両方を満足させることは無理がある。
写真は止む無くPCで、暗い部分を明るく修正したものだが、やはりどことなく不自然さが残る。
点灯
ソニー サイバーショット HX-50V
帆掛け船形のねぶたに灯が入って、大会役員の挨拶が始まった。
ソニー サイバーショット HX-50V
６時少し過ぎに始まった役員挨拶と、募集した俳句の入選者発表に５０分くらい時間を要して終わった。
ソニー サイバーショット HX-50V
７時、ようやくねぶたが帆掛け船形を先頭に動き出した。待つこと一時間ようやくねぶたの本番になる。
ソニー α NEX-5R １６～５０ミリ
この時を待ちかねたカメラマンたちが動き始めた。私は例によって自然光撮影。フラッシュは使用せず。
待つ
「はねと」だろう出番前の支度に忙しい。
太鼓、「はねと」と準備が整い後はねぶたに点灯されるのを待つばかり。
道の両側にはこのような行燈がずらりと吊り下げられており、お祭り気分を盛り上げている。
