我が家の蝦夷タンポポ
蝦夷タンポポが我が家に来てから20年以上たつだろうか。
山野草売り場で見つけて購入したものだ。
蝦夷地方つまり北海道から北方4島辺りに咲く野草らしい。
毎年何とか絶やさないようにと気を使っているが、どうしても一鉢にしか生き残ってくれない。
このタンポポは日本タンポポ、西洋タンポポとは花の造りも違うが、葉にも特徴がある。
普通のタンポポは葉の先端がとがり、葉にはのこぎり状のギザギザがあるが、蝦夷タンポポの葉は短く丸みを帯びギザギザは無い。
葉には産毛のような毛が付いている。
ガクも花弁にぴったりと付いている。
花の至る所に産毛のようなものが付いている。
花の寿命は開いたりしぼんだりしながら大体一週間くらいだろうか、一般のタンポポと同じような種を付け、風に飛ばされてゆく。
不思議なのは、毎年相当数の種が庭に散っているはずだが、芽が出たのを見た事が無い。
常時植わっている鉢にしか芽が出ない。
何とも不思議な花だ。
内地のタンポポとは一寸違いますね。
気候のせいでしょうか、なかなか繁殖しません。