キャノンパワーショットG10
今朝、昨夜まで蕾だった鉢植えのゆりが咲いていました。咲いたばかりの新鮮な花を写して置こうと早速撮影しました。
何時ものことですが、色々な角度からと、レンズの焦点距離の違い、バックの選択等変えて写しました。上と下の2枚の写真は望遠系の140ミリで遠くから写しています。
理由はバックをぼかしたかったからです。コンデジでは標準系(50ミリ前後)にして撮影すると、バックがボケにくくなります。当然ながら撮影ポジションも変えています。
チューリップマーク撮影
チューリップマーク(接写、マクロ撮影)による撮影です。新鮮な花はすべて美しくみずみずしいものです。
マクロ撮影ではバックは比較的ボケやすいのですが、逆に花自体の鮮鋭度が失われやすいため、絞りを小さく絞り込みます。花は鮮鋭に写りますが、バックが今一ボケにくくなると言う欠点もあります。
バックは、なるべく無地のもの、或いはバックと花との距離を大きく離す、などの工夫が必要ですね。鉢植えならば自由に好きな所に移動して撮影することが出来ます。
この2枚の写真はカメラアングルは面白かったのですが、バックの選択が悪かったようです。
左の写真は望遠系の撮影でバックは綺麗にボケていますが、あまり綺麗なバックではありませんね。
右の写真はマクロ撮影で、絞りすぎたため、バックがボケずにはっきりと出てしまい、うるさくなっています。
一つの花でも色々な撮影の仕方があり、露出の与え方、バックの選定、レンズの選定等を変えながら撮影することが、美しい作品を作るためのポイントになると思います。