武蔵野の風景 その2
少し先に梅の古木があった。雪を乗せた梅の木越しの風景も格別だった。
梅の古木を左に見ながら歩く。
恋ヶ窪樹林地の雑木林。
この辺りには半世紀前頃までは雑木林が彼方此方と残り、その間に畑があると云った典型な武蔵野の風景が広がっていたものだが、現在では、市が買い上げて保存していいる恋ヶ窪樹林地の雑木林が残るのみとなってしまった。
この辺りは恋ヶ窪近辺で唯一武蔵野の面影が残る地域だ。
何時もならばこれから国分寺史跡辺りまで足を延ばすところだが、体力的にもあまり無理が効かなくなって来ているので、残念ながらこの辺で撮影は切り上げて帰路に就いた。