噴水撮影
噴水の撮影には、ハイスピードシャッターを使い噴水を水滴状に表現する方法と、スローシャッターで帯状に表現する方がある。
ハイスピード撮影の場合は、現在のデジカメは1/2000~1/8000秒位のスピードが搭載されているし、ISO感度もISO15000以上位までは搭載されているので問題は無いが、スローシャッターの場合はISO感度を低く設定、絞りを小絞りにしスローシャッターにするしかないが、それでもまだスローシャッターにならない場合がある。
そんな時にはNDフィルターを使用する事になる。
この写真の場合はISO感度を125に設定、絞りはf5、シャッタ―1/500秒、周囲を暗く落とし、噴水を強調している。
この写真は、ISO125 f5 1/2000秒に設定。
噴水が幕のように粘っこい感じに表現されている。
この写真は同じような表現だが、フレーミングをやや広くとっている。
この写真は、ISO 125 絞りf11 シャッター1/3 NDフィルター使用。
この場合のNDフィルターはキャノンG7XM2に内蔵されているもので、その中の数値の大きいものを使用している。
噴水が細い糸状に表現されている。
このような撮影にはカメラぶれを防ぐ意味から、三脚の使用が必須だ。
キャノンG7XM2には強力な手振れ防止装置を内蔵しているので、手持ちで1/3秒などのスローシャッタを切る事が出来る。
噴水の撮影には無限の可能性が秘められている。
写真の勉強にもなるので、一度挑戦してみる価値はあると思う。