リコーGX200 24ミリ相当
このような催し物のスナップは、例えば朝顔市、羽子板市等では全体の雰囲気も大事ですが、やはり売り手と買い手のやり取りや表情が写真として面白いと思います。
しかし口では簡単に言いますが、それは非常に難しい物があります。第一はシャッターチャンスの問題、被写体になる人たちの了解を得るのかそうでないのか。事前に了解を得ると自然な動作が失われるなど、難しい問題がありますね。
この写真はタイミングはまあまあでしたが、カメラ位置が少し高かたようです。両者の表情が今一分かりずらいですね。コンデジですから片手でカメラを持ち、手を伸ばしてなるべく店の中心部にカメラが来るように構えて、モニターは見ずに山勘でフレーミングしています。
この写真はハイアングルで狙い、店の雰囲気を出すと同時に、変わった視覚の写真に仕上げた物です。売り手の表情は今一でしたね。
待つことしばし、買い手が来ました。品物と代金を交換する丁度良いタイミングだったと思います。
このような場合コンデジではシャッターボタンを押してからシャッターが切れるまで、時間差があります。丁度良いところでシャッターを切ったつもりでもやや遅れたタイミングで写真が写るという欠点がありますので、動きのある物は注意が必要ですね。