glimi

生きること:過去と未来とエスペラントと

夫婦の会話

2015-12-19 09:31:46 | 雑感
 パンに入れるナツメが無くなり水曜日は横浜の中華街に出かけました。閑散としていました。通りを歩いている人の多くは修学旅行生と中国人の観光客でした。
 最近息子の勧めでクルミやアーモンド、干し無花果、レーズン、クランベリーなどはネットで買ってもらっています。買ってみると値段は安めですが品物が悪いわけではありません。バス、電車と乗り換えてデパートまで行く必要がないので重宝しております。ネットで砂糖煮のナツメは見つけましたが干しナツメだけはどうしても見つからないのです。そんなわけで中華街へ買いに行きます。デパートによってご飯に入れるハト麦なども買ってバスに乗りました。疲れていたので優先席に座りました。
 私と同年代と思われる夫婦が後部座席に座っています。声は聞こえませんが会話が弾んでいいるようで仲の良い夫婦なのだと感じ入っていました。

 停留所を二つ三つ過ぎたころ私より年配に見える婦人が杖をついてのってきたので私は後部座席に移動しました。仲のよさそうな夫婦の会話が聞こえてきました。
夫:燃えそうなものは火の傍に置いたらいかんよなあ。これは気をつけた方がいい。
妻:あなたなに云ってのよ!自分だけわかる話ししないでよ!
 夫はフリ-ス製の袋を手にしていました。
夫:燃えそうなものを火の傍に置いたら危ないと云ってるんだよ。
妻:自分ばかり分かっているような話はしないでと云っているでしょう!分かるように話してよ!
 妻は語気を強めていました。遠くから見ると会話が弾んでいるようでしたが・・・。話題がかわっても似たような会話が続いていました。
 終点で、
妻:ねえ、もう降りるの?
夫:後どこへも行けないだろう?

 老夫婦の会話とはこんなものかもしれないとわが身を顧みました。
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2 コメント

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面白い! (verdavojeto)
2015-12-19 12:38:50
そんなものでしょうねぇ。
私も顧みてそんなものだったのではないかと思いました。話題によっては公衆の場では躊躇うものも有るし、となれば、、です。
最後のセリフはビアリストークでの終点を思い出しました。ポーランド人たちが私達を見て「あと何処へも行けないでしょ?」と言ってた様な。。。
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Unknown (glimi)
2015-12-21 02:36:06
言い合えるのは良いことかもと思いつつ、私は言い合う気力もありません。彼女たちの方が若いのかもしれませんね!
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