唐松林の中に小屋を建て、晴れた日には畑を耕し雨の日にはセロを弾いて暮したい、そんな郷秋<Gauche>の気ままな独り言。
郷秋<Gauche>の独り言
D5100はD7000のセンサーに11AFポイント
例によってNikon Rumorsが元ネタである。
Nikon Rumorsによれば、おそらく今月中に発表されるであろうNikon(ニコン)D5000の後継機、D5100にはD7000と同じ1600万画素のイメージセンサーが採用されるらしい。その根拠は、かつてのD3000が1000万画素であった時にD5000は1200万画素であった。だからD3100が1400万画素になったのだからD5100は当然それより多い1600mann画素だろう、と云うものだ。正論とも思えるが、考えてみると根拠薄弱でもある。まっ、D3100とD7000のあいだだから、おそらくそうだろうとは思うけれど。
注:ひと月程前の事だったと思うが、Nikon RumorsはD5100はD3100と同じイメージセンサーを使うだろうと報じていた。
D7000と同じイメージセンサーを使うが(これは量産効果による価格抑制に貢献する)、フォーカスポイントは11である。これもD7000と同じものを使えばコストダウンにつながるだろうが、そこまでするとD7000との差別化ができなくなることと、11ポイントと31ポイントではコストにかなりの差があるからなのかも知れない。それでもD5100はD90よりも高画素のイメージセンサーと、D90と同じ数のフォーカスポイントを持つことになる。恐らくはトータルの性能でもD90を上回ることになるだろう。
考えてみれば、D7000がDXフォーマットのフラッグシップと云われているD300(S)に匹敵するトータルの性能となっているのだから、ラインナップ全体の底上げがされて当然なのである。しかしここで問題になるのが、いまだ現役を続けるD90とD5100の価格差だろうな。
現在の実売価格はD7000が97,000円、D90が70,000円、D3100が50,000円である(いずれもボディのみ、郷秋<Gauche>調べ)。おそらくは今のD90と同じか若干高い価格での登場となるだろう。そうなれば当然D90の価格がさらに下がることが予想されるが、多分、そうなりながら程なくD5100に跡を譲り、名器D90もいよいよ引退となることだろう。
例によって記事本文とは何の関係もない今日の一枚は、雨上がりの蕗の薹。
JALから747が消える
日本のナショナルフラッグであったJAL、日本航空から、その象徴的機材であったボーイング747、通称ジャンボジェットが、今日成田に到着した便を最後にその姿を消すこととなった。
先週の日曜日、久し振りにMキャプテン(元ANAの-400(注)のパイロット)にお会いしたので「JALの747がいよいよ引退ですが、ANAはいかがなんですか?」とお聞きしてみたところ、こんな返事が返ってきた。
「アリタリアが747を全て売却した時には、その評価が酷く下がりました。747を持っていると云うことはエアラインにとってのプレスティジなんです。だから、見栄かも知れないけれど、ANAにはずっと400を飛ばし続けて欲しい」
そうなんだろうな。いまでは4発の旅客機は747とエアバスのA340、A380の3機種しかない。その中でも1970年の就航から既に40年以上の運航実績のある747の存在は絶対的である。「腐っても鯛」の747はやはり大手エアラインのシンボルなんだろうな。
ハイテクジャンボと呼ばれた-400も既に旧態然としてきたことは否めず、新世代ジャンボ、「-8」の旅客型の一日も早い登場が望まれる昨今であるが、果たしてJALに747-8導入の可能性はあるのか。
注:航空機関士なしの2名で運航可能となったハイテクジャンボ機が747-400。ファンの間では「ダッシュよんひゃく」と呼ばれるが、それを操縦していたMキャプテンは単に「よんひゃく」と呼んでいた。
例によって記事本文とは何の関係もない今日の一枚は、先週日曜日に結婚式が行われたレストランのチャペル。ビルの中にゴシック様式の教会でよく用いられたリブ・ヴォールト形式の天井を再現している。もちろんその形式お外見(内見?)を真似ただけのものだが、それなりの雰囲気を醸し出してはいる。
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