でか過ぎ、重過ぎ、高価過ぎ

http://blog.sony.com/press/sony-releases-full-frame-fe-50mm-f1-4-za-prime-lens/

 ソニーがPlanar T* FE 50mm F1.4 ZAを発表しました。ただし海外で。どうして日本で発表しないのでしょうか。超高級標準レンズです。でも、F1.4です。どうしてF1.2ではないでしょうか。F1.2でもないのにでか過ぎです。

 11枚羽根の円形絞りで最短撮影距離は0.45m、最小絞りはF16。フィルター径は72mm。外形寸法は83.5×108mmで重量は778gです。はっきり云って、でか過ぎ&重過ぎです。おまけに1,500米ドルと云うことですから、いくら円高だと云っても税込17万円です。ニコンにもAF-S NIKKOR 58mm f/1.4Gと云う85mm×70mm、フィルター径72mmの超高級標準レンズがありますが、重さは385gです。

 ソニーのα7はSLRに代わる先進のカメラで、軽量コンパクトが大きなアドバンテージですが、レンズがこうも大きく重たくてはそのメリットも相殺されてしまいますね。

α7Ⅱ+FE 50mm F1.4 ZA=600g+778g=1,378g
D810+AF-S 58mm f/1.4G=980g+385=1,365g

 重さでソニーの勝ち。いや、せっかくの軽量コンパクトなボディーを生かせない、大きく重たく高価と云う三重苦なレンズを作ってしまったソニーの負け。


 と云う訳で今日の一枚は、例によって記事本文とは何の関係もない夏の花、木槿(むくげ)。

 横浜の住宅地に残された里山の四季の移ろいを毎週撮影し掲載している「恩田の森Now」に、ただいまは7月10日に撮影の写真を4点掲載しております。またまた梅雨晴れ間の猛暑となった森の様子をご覧いただければ幸いです。
blog「恩田の森Now」 http://blog.goo.ne.jp/ondanomori

コメント ( 0 ) | Trackback (  )