心神が来年1月に初飛行

 正式には先進技術実証機 (Advanced Technological Demonstrator-X, ATD-X)と呼ばれるが、ここは「心神」と書いておきたい国産ステルス戦闘機が来年1月に初飛行とのニュース。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140812-00000008-mai-bus_all

 外交努力では如何ともしがたい事態となった時、自国の国土と国民は自国の防衛力で守る必要があるの当然の事。出来る限り他国に頼ることなく自らの手で守るためには必要な装備も自国産であることが良いのもまた自明。だから戦闘機、それも世界トップクラスの力を持つステルス戦闘機を作る技術も自前でありたい。

 そのような考え方から生まれつつあるのが「心神」である。その心神が来年1月に初飛行とは感慨深いものがある。Formula Oneのために開発され磨かれた高度な技術が程なく市販車にフィードバックされるように、防衛産業の中で開発され磨かれた技術もまた広く民生用機器等に応用されていく。

 取り分け自前の戦闘機開発によって蓄積された技術は国産の民生用航空機の開発と製造に応用され、国内の航空機産業発展に大きく寄与するのは間違いない。現在の支援戦闘機F-2開発については某国からの強い圧力によりF-16をベースにした共同開発とならざるを得なかったわけだが、自分の国は自分で守れと云い出し、買ってやるぞと云うのにラプターは売らないと云う某国の横槍なぞは軽く跳ね除けて、今度こそは自前での開発調達といきたいものだぞ。

「恩田の森Now」
http://blog.goo.ne.jp/ondanomori/
 このところ掲載が不定期になっておりますが、26日に酷暑の中で撮影した写真を掲載いたしておりますのでどうぞご覧ください。8月中旬以降は毎週末の撮影・掲載が出来そうな見通しですので、今しばらくご容赦くださいますようお願いいいたします。

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