純国産次世代ジェット戦闘機「心神」が年内にテスト飛行

 ごく一部の国で実戦配備され始めたばかりのステルス戦闘機が第5世代と呼ばれるもので、心神はその次の世代の戦闘機であるが故に「第6世代」とも呼ばれている。その心神が今年中の試験飛行を目指しているとの報道。
http://toyokeizai.net/articles/-/35849

 心神は「先進技術実証機」であり、これがすぐに量産化されるわけではない。順調に開発が進んだとしても配備されるのは早くても10年後、あるいは15年後である。独自に開発した戦闘機の配備は認めない、つまり自国製の戦闘機を押し付けようとするアメリカの圧力もある事だろう。そもそも15年後に有人戦闘機が必要であるかどうかもわからない。

 しかしだ、考えてみれば造船、自動車、鉄道において高い技術を有する我が国において唯一遅れている高度技術産業が航空機の分野である。民間用旅客機としてはMRJの開発が進んでいるが、自国を守るために重要な戦闘機を完全国産出来てこそ一人前の独立国と云う見方もある。その意味で心神はMRJと共に実に重要な国家プロジェクトと云えるのである。

 戦争のための道具などなくて良い世界が実現されればそれに越したことはないのだが、残念ながらそれは無理。ならば自分の国は自分の手で守らなければならないのである。果たして郷秋<Gauche>は心神が大空を飛びまわる姿を見ることが出来るだろうか。


 例によって記事本文とは何の関係もない今日の一枚は、今が盛りと咲き誇る八重桜。

「恩田の森Now」
 19日に撮影した写真掲載いたしております。春の色が濃くなる森の様子をどうぞご覧ください
http://blog.goo.ne.jp/ondanomori/


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