今日の午前中はテレビ番組の撮影。それから矯正装置の技工のお仕事。
ここのところ、バイオネーターという取り外し型の装置が適応症の患者さんが数名いて、作製しているところです。
出っ歯系の患者さんで、永久歯生え変わり後半くらいの時期に使用して、上下顎の前後関係、噛み合わせの深さの改善、上下前歯の移動などが同時にでき、便利な装置です。
いいのは分かっていても作製に手間がかかるのと、取り外し型は患者さんによっては使用してくれないという可能性もあるため、あまり積極的には使用していませんでした。
ところが、これはバイオネーターだという患者さんがいて、久しぶりに作製してみたら、意外とすんなり出来てしまいました。
もともと技工は嫌いなほうではありませんので、気を良くしてもう1個というわけ。治療効果に期待したいところです。患者さんが頑張って使ってくれるという方策も、もちろん重要です。
話かわって、6月に九州大学小児歯科OB会を予定しており、私もその実行委員会のひとり。
OB会の会場が、昨年だったか今泉に移転した福新楼を予定しています。中華の老舗レストランで雰囲気といい、味といい間違いなし。
今日の夕方から、他の実行委員会メンバー4名と福新楼で食事をとりながら打合せ。
普段は一緒に会えないメンバーなのでメールでやりとりはしていますが、直接集っていろいろすり合わせができ、有意義でした。
私自身は移転してから初めてでしたが、もちろん料理も雰囲気も期待を裏切らず、良い時間を過ごせました。
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TNCで放映している、子育て支援番組の「はぐはぐ」。
6月はじめの「歯と口の健康週間」にあわせて小児歯科関係の内容を放映したいということもあり、6月に2本予定されています。
今日は休診日でしたが、平日の撮影が時間的都合がつかないので、今日3本分の撮影をいたしました。
生え始めの歯のケア、ダラダラ食べと虫歯の関係、唾液と虫歯予防の話、小児でのフロスの重要性と使い方、などの内容です。
3本のうち2本が6月7日と14日に放映されます。
ちなみに6月7日は、福岡市歯科医師会が主催する歯のイベントが中央区大名の歯科医師会館で開催されます。
この日、私も小児歯科相談コーナーをお手伝いすることになりました。
お悩み等ありましたら、とりあえず相談コーナーでカウンセリングいたしますよ。お気軽にどうぞ。
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当院の今まで使用してきた診察券が切れましたので、業者さんに新たに注文しました。
以前と同じタイプが無くなっていましたので、小児歯科にふさわしいデザインでスタッフが選んでくれました。
ペコちゃんと言えば、ミルキー。ミルキー食べたら歯磨きしてね、という感じで。
歯磨き剤はフッ素入りがいいんですよ。歯磨きを頑張ること以上に、歯磨き剤に含まれるフッ素をできるだけ残すことが虫歯予防に意味があります。
歯磨き剤を使った後は、うがいはしないか、しても少量の水で控えめに、というのがポイント。当院では研磨剤や発泡剤を含まない、家庭用フッ素ジェルをおすすめしています。
絵柄は既製のもので変更できないのですが、クリニックカードはジャパニーズイングリッシュでしょうね。英語ではクリニックよりオフィスが普通です。
ではオフィスカード? 違いますね~、ペイシャントカードでしょうね。
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歯科矯正治療の期間は、1か月に1回ほどの来院で、部分的矯正の場合1年以内、全体的矯正の場合1年半前後とお話していますが、やはり簡単とか難しいとかの個人差はあります。
歯並びでこぼこの度合いが著しいとか、かみ合わせのズレが大きい場合は、やはり治癒するまでに時間がかかります。
この患者さんは上の切歯が前後に重なっており、また下の永久歯が2本欠如していて、やはり難しい例。
上の歯の第2小臼歯は左右2本抜歯して上下の永久歯の数を合わせます。
歯のサイズがとにかく大きいのと、上下の前歯の噛み合わせの前後的ズレが大きいので、いかに前歯が噛むように改善するかがポイント。
さすがに例外的に3年ほどかかってしまいました。前歯はしっかり噛むようになりました。
患者さんもやっと終わってほっとしたでしょうが、私もほっとしました。
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この連休中で、家族皆が時間がとれる5月5日の今日、鹿児島の実家に皆で日帰りして両親と弟に会って来ました。
長男が帰省した時と同じで、皆で集合して親子3代のランチ宴会ですね。
この時期の新幹線の切符予約の都合もあって、あまり長くは滞在できませんでしたが、ちょっと会って皆で世間話をするだけで充分な気もします。
新幹線で福岡鹿児島は本当に日帰りエリアになりましたので、ふらっと来たよ~という感じで、もっと頻繁に寄れるといいですね。
朝早く出かけましたので、午後3時には福岡に戻りました。
ランチ宴会の余韻もあって、帰宅してからしばらく、夕方早くからベランダに椅子テーブルを出して、我が家で宴会の続き。
アウトドアが気持ちいい季節になりました。
ビールや日本酒を氷桶で冷やして、いい気分。鹿児島からのお土産、さつま揚げもちらっと。
休日の家族だんらん。
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どんたく2日目の今日は天気が持ち直しました。
次男も参加する高校生のマーチングは午後3時~4時頃ということだったので、時間を合わせて出かけました。
高校生のマーチングバンドは、ダンスチームとペアになって出場します。
これは吹奏楽日本一の精華女子高校のマーチング。
女子主体の高校のブラスバンドですが、大濠高校はさすがに男子が多くて力強い。
次男たちのマーチングはあっという間に行ってしまったので撮影する余裕なし。終了後の天神中央公園でのショット。
おつかれ~。
どんたくパレードというと、このあたりが王道でしょうか。新天町のお姉さまたち。
知り合いで当院の患者さんでもあるKさんも、このグループで三味線を弾いているのを見かけて、声をかけました。
お祭りと言えば、道沿いに出るお店も楽しい。昨年に続き、ホテルオークラが出しているお店で地ビールとおつまみを買って見物。
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当院の隣にある一軒屋ですが、季節季節のいろんな木々があって、季節の移ろいを感じさせてくれます。
3月はじめくらいでさくらんぼの花が散って、その後緑の葉が茂ってきます。しばらくしてこの時期、さくらんぼが見られます。
そろそろ初夏だな~という季節の入り口。
先日のビジネス講演会で、社訓とか経営理念とかクレドとかいう話が出ていました。
経営者というのは、ある程度の段階になると経営ノウハウから進化して、ある種スピリチュアルな部分を持つようになり、これで会社としてのゆらぎが無くなるように思います。
とよ唐亭というからあげ弁当チェーンを展開中の豊永さんのキャッチコピーは「食卓に小さなハッピーを」。ここ数年で10店舗まで拡大し、中期目標は100店舗だそう。やはり経営理念をクリアにしていく時期だと話していらっしゃいました。100店舗とは根拠のない自信、的なかっこ良さがありますが、実はそうではないでしょう。
当院も言葉や文章化はしていませんが、スタッフだけでなく患者さんも分かっているように感じます。
あえて言うならば豊永さんのパクりではありませんが、「ハッピーを感染させよう」。
虫歯菌や歯周病菌の感染はいやですが、ハッピーの感染は良くありません?
とりあえず、きほんのき、はハッピーな挨拶から始まるように思います。
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今日明日は、福岡は博多どんたくで賑わいます。メインストリートでのパレードも盛大ですが、市内各地にどんたく舞台が設置され、歌や踊り、ダンスなどが披露されます。
観るのもいいんですが、参加しなきゃね、というお祭りです。
我が家の次男は今日は西区のどんたく舞台とマーチング、明日は市内中央のパレードに参加。
小雨模様でしたが、家内と一緒にとりあえず西区の会場へ。昨年はすっかり好天でしたが、実は博多どんたくには雨がつきものだそう。
まずはイベント開始のファンファーレ担当。
雨が降ったり止んだりの中、まずは総踊りから始まり~~。
その後の、地域をまわるマーチングは、残念ながら雨のために中止。
明日は天気回復するそうですから、こちらに期待しましょう。
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季節が前倒しで、ほぼ夏のこの数日。
体がこの暑さに慣れていないせいか、ひたすら暑い暑いと言っているスタッフのSさん。
ゴールデンウィークのメインに入りますね。この時期どこに行っても人いっぱいですが、それなりの賑わいとか待ったりとかも行楽した~という気持ちのうちかも。
先日の講演会の余韻で、ふとリッツカールトンのクレドを思い出す。
仕事の意味、仕事のやりがい、社会における役割をあらためて考えさせられる。
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歯科矯正の分野で、下顎のズレを改善することは重要なことのひとつ。
出っ歯とか、反対咬合では下顎の前後的ズレが関与していることも多々あり、放置しておくと骨格的ズレというかある種の変形として定着してしまいますので、成長発育期に介入することは意味が大きいと言えます。
また、下顎の左右的ズレというのも改善する意味が大きいものです。このズレで片側での咬み癖がついたり、顎関節の不具合など、いわゆる噛みあわせの不具合による歪みが出てくるリスクが高くなります。
この患者さんは前歯の歯並びがデコボコ、そしてこの写真のみではクリアではありませんが、前歯が出っ張っているということで矯正治療を希望されました。
写真で上下の中心を見るとズレていますね。上の前歯はデコボコが強い側、すなわち向かって右側にズレています。また向かって右上のデコボコ部分の歯の位置で、下顎が向かって右側に誘導されズレています。
奥歯の噛み合わせの左右差がその裏付け。
上下のズレは上の歯の位置のズレと、下顎のズレの要素があります。
治療の際はこれを分かったうえで治療計画を立てます。歯並びのみを良くすることはそれほど難しくありませんが、治療後の安定を考えると、このズレを改善し噛み合わせを良くすることにこだわることが重要です。
ちょっと話がマニアックでしたか? 矯正治療自体がマニアックですから。
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