福岡市の小児歯科・矯正歯科・障害者歯科 ふたつき子ども歯科 院長日記

小児(障害児を含みます)の包括的歯科医療を提供するふたつき子ども歯科。子育てや食のことも含んだ、院長ブログ。

反対咬合の装置選択

2018-03-29 | 歯並び、矯正の話

小学校中ほどの反対咬合の患者さん。県外在住で近隣に小児歯科矯正歯科がないとのことで、虫歯治療もまとめて行っています。









しっかり、上下逆に噛んでいて一見重症に見えますが、上の前歯が内側傾斜しているパターンなので、意外とあっさり治癒しそうです。
リンガルアーチで内側から上の前歯を押し出せば治癒すると思われますが、2か月1回ほどの来院しかできないとのことで、トラブル時の対応や装置の効率性を考える必要があります。





左奥乳歯に、抜歯適応の重症むし歯もあり、さらに奥歯付近は順に生え変わる時期でもあり、今後の生え変わりも考慮した治療選択がです。
管理が通常にできればリンガルアーチでしょうが、トラブルの可能性を考えなくて良いプレオルソも考慮に入れて、治療および管理計画を考える必要があります。






ふたつき子ども歯科 http://www3.coara.or.jp/~futam

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