最近、小学校でも英語やパソコンの時間があって、一部の幼稚園、保育園でも英語教育カリキュラムを宣伝しているようなところがありますね。また、最近は中高一貫教育私立校などに入れたいという家庭も増えているようで、小学校高学年になると種々の地域行事やイベントよりも塾が優先するような子ども達もいますね。どうも普通じゃないと思いませんか? 少なくとも子どもが自然じゃない。
勉強も含め、子どもが育つ過程で学ぶべきこと、吸収すべきことに順番と時期がありますよね。言語(あえて語学とは言いません)で言えば、英語よりもまず日本語ではないでしょうか? 日本で生まれた子どもは日本語で考え、表現し、理解するわけで、全ての分野(科目)の理解に共通しているのは日本語の理解度ですよね。国際人になるために3、4歳児から英語教育でしょうか? 多分、大人になった時に英語ペラペラになっている人は日本の環境でしたらあまりいないと思うし、この時期もっともっと大切なことがあるのではないでしょうか。
先日、九大歯学部同窓会の総会があったのですが、事務局の女性が最近短大での英語の非常勤講師を始めたとのことで、休憩時間にちょっと近況を訊いてみました。そこで英語教育の話になったのですが、学生達の日本語がまともでなく、英語どころではないとのこと。すなわち人間としての(自己)表現力がないわけです。
彼女と私、早期英語教育反対派としてのお話は次回に続く。
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