福岡市の小児歯科・矯正歯科・障害者歯科 ふたつき子ども歯科 院長日記

小児(障害児を含みます)の包括的歯科医療を提供するふたつき子ども歯科。子育てや食のことも含んだ、院長ブログ。

母親教室

2006-10-11 | できごと
小児歯科では「母親教室」のような名称で、患者さん保護者(実質的には母親)に集まっていただき、小児歯科治療や予防について主として歯科医師側からお話をするというようなものがありました。現在も似たような教室はあると思いますが、某歯科大学付属病院小児歯科でも以前は、まず「母親教室」に出席してから治療開始だったそうです。
集団対象のお話はどうしても一般的になりがちで限界がありますので、今の時代、個別にお話やカウンセリングをしたり聞いたりが皆さんしっくり来るのではないでしょうか。では「母親教室」は時代的に終わりつつあるのか?
集団を対象にしても、教室では私達としては一応プロとして、雑誌やマスコミ以上の現実的なお話は出来るわけですし、質問や共通の悩みや問題点に対して答えることができるというインタラクティブな利点はあるわけです。これは歯科医側のやりようで成功も失敗もするでしょう。また、歯科ネタに限らず、集まった保護者間の育児や生活もろもろについての情報交換や話す場になっても大いに結構ではないでしょうか。同じ年頃の子どもを持つ親同士がある共通の話題で盛り上がるとか、育児の先輩が後輩に何かアドバイスをするとか、父親の育児参加について「我が家は…なんです」とか。
以前保護者ネットワークをやっていた頃の話ですが、ちょっとした子育て系イベントで保護者が集まる分科会などがあります。そこで色んな立場の保護者と、食や睡眠などの日常から始まって、教育や福祉、保育制度などについて話した経験が多々あります。参加者のひとりだったり、会の舵取り役だったりして。
当院でも、だれかの話を聴いたり、自分の話をしたりする「親のしゃべり場」を企画したいなと企んでいます。しゃべり場といっても10代じゃないですから、トークバトルではありませんので念のため。
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