福岡市の小児歯科・矯正歯科・障害者歯科 ふたつき子ども歯科 院長日記

小児(障害児を含みます)の包括的歯科医療を提供するふたつき子ども歯科。子育てや食のことも含んだ、院長ブログ。

矯正治療後の安定

2016-09-21 | 歯並び、矯正の話

もう成人している患者さんですが、3年半くらい前に矯正治療は終了しています。
下の前歯が先天的に1本欠損でもありました。





抜歯はせずに治療を行いましたので、上下の真ん中はずれていますね。
下の前歯の場合、外見的に気づかない目立たない部位ですので、こういう仕上がりもありです。
歯の本数が違うので、見た目普通に見えるように、微妙にカモフラージュしています。





下の親知らずはあって埋まったままですが、年齢的に根の形成も終了して、前歯の歯並びの後戻りはあまり起こらないだろうということで、親知らずは抜歯していません。
下の歯並びの固定(保定)装置は外していますが、ほぼ後戻りはありません。もちろん上の歯並びの保定装置も終了しています。
犬歯と隣の切歯との連続性がありませんが、これは犬歯が通常より真ん中寄りに位置していますので、犬歯の厚みや形態と上下の噛み合わせによる必然で、想定内です。
治療後ある程度経過して、この程度安定していれば、何とかほっとするということでしょうか。





ふたつき子ども歯科 http://www3.coara.or.jp/~futam

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする