福岡市の小児歯科・矯正歯科・障害者歯科 ふたつき子ども歯科 院長日記

小児(障害児を含みます)の包括的歯科医療を提供するふたつき子ども歯科。子育てや食のことも含んだ、院長ブログ。

子どもにも入れ歯はあります

2016-04-19 | 歯のけが

乳歯の虫歯が重症とか、外傷でぶつけてグラグラとか、生え変わり前に乳歯を抜歯せざるを得ない場合もあります。
そのような場合、前歯ですと審美的にそこなわれますし、多数歯ですと発音とかに影響がでることがあります。
また奥歯が欠損すると隣接する歯が倒れて来て、あとの永久歯が出にくいとか、歯並びに影響が出ることがあります。
虫歯の多い時代は奥歯の抜歯もありましたが、最近では上の前歯の外傷のケースが多いですね。





この患者さんは、前歯をぶつけて1本は脱落、もう1本は欠けましたが修復して保存出来ています。
1本のみの欠損ですので、永久歯でしたらブリッジとかインプラントということになりますが、歯並びの変化や生え変わりがありますので、ガチッとしたブリッジは適応しないのが普通です。
1本欠損でもプレート状の入れ歯になります。永久歯が出てくる時期まで使用するということになります。
大人の入れ歯でしたら、就寝時は外しますが、子どもの入れ歯の場合、歯が寄ってくるのを防止する役割も大きいので、夜も入れておくというのが通常です。

 


ふたつき子ども歯科 http://www3.coara.or.jp/~futam

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