当院では、6月~8月と9月~12月の期間、2校の歯科衛生士専門学校の臨床実習を受け入れています。
現在は福岡県歯科医師会付属の、福岡歯科衛生専門学校の学生さんが実習に来ています。各々4週間ですので、最初の週は診療や治療の流れを全体的に把握してもらうために、主として見学と、必要機材の準備を学んでもらいます。第2週以降はより実際の歯科衛生士に近い形で、診療介助をしたり、虫歯や歯肉炎の予防処置などに就いてもらいます。
小児歯科分野で最も難しいのは何か? と言うと、当院のような予防歯科中心の場合、いかに歯磨き指導や予防指導をするか? ということなんです。
もちろん予防歯科的知識は必要ですが、患者さんや保護者の方とコミュニケーションをとりながら、各々の患者さんに適した予防メニューを考えるという部分が最も難しい。
これもかなり重要な技術というわけです。
当院のチーフ歯科衛生士と学生さん。同じ学校出身の先輩後輩ということになります。
今日は午前中の患者さん終了後、レポートに基づいて私もいくつか口頭試問を行いました。
ある程度実習が進んでからこのような試験を行うと、どこまで会得しているかよく分かりますし、学生さんにとっても自己評価と今後の軌道修正等に役立つものと思います。
ふたつき子ども歯科 http://www3.coara.or.jp/~futam