福岡市の小児歯科・矯正歯科・障害者歯科 ふたつき子ども歯科 院長日記

小児(障害児を含みます)の包括的歯科医療を提供するふたつき子ども歯科。子育てや食のことも含んだ、院長ブログ。

本日の顔合せ

2014-09-30 | できごと

新潟県の日本酒、上善如水のひやおろし。今日はこれをトライ。
ビールはやはりペールエールに落ち着く。





上善如水は名前のごとくさらさらというか、良く言えば飲みやすいとも言えますが、ほとんど水なので普段は飲みません。
ひやおろしでしたら旨みが出ていますので、ちょうどいい。





ふたつき子ども歯科 http://www3.coara.or.jp/~futam

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乳歯のグラグラ

2014-09-30 | 歯のけが

乳歯のグラグラといえば、一般的には永久歯との生え変わりで発生し、これは生理的ですから経過をみればOKです。
ところが歯をぶつけたという場合、乳歯では歯が欠けるというより、グラグラになったり位置がずれるという場合が大半です。




この患者さんは、どうも歯をぶつけたらしくグラグラが・・・ということで来院された4歳の患者さんです。
ご本人の右上の一番目の歯(乳中切歯)です。
わずかにグラグラがありましたのでX線でチェックしてみたら、現在できつつある永久歯と、グラグラしている乳歯との間に、過剰歯が見つかりました。
その過剰歯が出て来ようとして、乳歯を押して根が短くなり、グラグラが始まったものと判断されます。
過剰歯というのは、このような位置にあるといずれ永久歯が正常に出てくるのに妨げになります。
X線的にも永久歯が押しやられていますので、タイミングをみて過剰歯の抜歯が必要です。
ただしこの時点であまり積極的に行わずとも、乳歯は早めに抜けて過剰歯が出てくるものと思われます。ですから乳歯がグラグラしていても、そのまま経過を観ます。
その後永久歯が降りてくる時期になったら、過剰歯の抜歯という見通しで良いでしょう。現在影響を受けている永久歯が、できるだけ正常に出てくるよう誘導する、というのがポイントです。




こちらは1歳未満の乳幼児で、やはり上の前歯を外傷しています。
グラグラも若干ありましたが、歯が欠けていて中の神経部分が露出しています。
何とか残りの神経部分を生かしたいのですが、外傷後時間が経っていたり、露出範囲が広いと、中に感染が進みます。
そういう場合、残念ながら神経部分を除去する処置を行わざるを得ません。
今から根の部分が完成して象牙質が厚くなり歯としても丈夫になりますが、それ以前の外傷ですので、一旦処置が終わった後も経過観察がより重要です。根が完成していない、歯が薄いというハンディがありますので。





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