福岡市の小児歯科・矯正歯科・障害者歯科 ふたつき子ども歯科 院長日記

小児(障害児を含みます)の包括的歯科医療を提供するふたつき子ども歯科。子育てや食のことも含んだ、院長ブログ。

歯間虫歯の予防

2013-05-19 | むし歯予防の話

小児歯科をやっていますと、虫歯発生や予防の最前線にいることを感じます。
大人の患者さんの口の中は、虫歯についてはある種結果であって、どれだけ予防できてどれだけ予防できず治療になったか、という結果を見ているような気がします。
もちろん成人してからも虫歯発生はありますが、それは気づかれずゆっくり進行して、ある日歯間部分の歯が欠けて始めて気づく歯間虫歯が主であろうと思います。他にはかつて治療した部分に不具合が発生してやり直しとかが多いのではないでしょうか。それと何だかしみるんだけど虫歯? という場合に、実際は歯周病による歯茎の痛みや、関連して歯茎が落ちたことによる知覚過敏などのほうが多いように思います。
小児から青少年期までを主として診ていますと、適切なケアで虫歯予防がうまくいっている患者さんの一方で、新たに出てきた乳歯や、生え変わった永久歯が早いうちに虫歯初期に至る例も少なくありません。
最近は虫歯の減少で、逆にどこが虫歯予防が難しいかが明らかに見えてきています。それは歯間虫歯なんですね。
乳歯に関しては3歳頃までは上の前歯間、4歳~6歳ころでは奥歯間、さらに重要な永久歯では小学校高学年から中学前半くらいで上の前歯間、それ以降で奥歯の間、という具合です。
簡単に言いますと、歯磨きだけでは虫歯は予防出来ません。年齢に応じて、虫歯になりやすい部分のフロスやフッ素利用が不可欠と考えます。フロスの使用は歯周病の予防や改善でも重要なポイントですので、小児期には保護者の方にやってもらい、ある時期からは本人でできるような方策が重要と感じます。もちろんフッ素利用も少なくとも成人になるまでは基本行いましょう。
久しぶりに「小児歯科臨床」という業界の雑誌を購入しました。日々どうにかならないかな~と悩んでいる、歯間虫歯の予防や処置の特集がされていたのが理由です。





奥歯間の虫歯発生については、3歳児で虫歯なしでもその後6歳までに35.8%で発生、3歳児でどこかに虫歯があった場合、62.3%で新たに奥歯間虫歯が発生というデータがあります。
奥歯の噛みあわせ部分はシーラントでかなり予防できますので、この時期家庭ではフロス使用にフォーカスすることが重要ですね。




ふたつき子ども歯科 http://www3.coara.or.jp/~futam

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朝から雨

2013-05-19 | できごと

今日はお休みで、朝は若干遅めに起きたのですが、やはり天気予報通り雨。
長男の誕生日が近くて、一緒にプレゼントを買いに行くのが時間の都合で今日でした。ビックカメラの開店は午前9時からと思って、10時少し前に行ったのですが、開店は午前10時からでした。
少し時間があったので、近くのサブウェイで遅めの朝食。さらに昨日で切れてしまったコーヒー豆を購入。

サブウェイは結局カロリーあるんでしょうが、野菜いっぱいなところがいい。アボガド好きなんです。






珈琲は最近の私定番、この2種類。銘柄的にはマンデリンとキリマンジャロがよし。





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