福岡市の小児歯科・矯正歯科・障害者歯科 ふたつき子ども歯科 院長日記

小児(障害児を含みます)の包括的歯科医療を提供するふたつき子ども歯科。子育てや食のことも含んだ、院長ブログ。

むし歯になりにくい食品

2008-03-04 | 食のこと

最近はむし歯の原因とならない甘味料が随分認識されるようになってきましたね。キシリトールがその火付け役でしょう。
シュガーレスとかノンカロリーとかの飲み物&おやつが増えてきていますが、むし歯の原因とならない甘味料=ノンカロリーではありません。甘さの強さとグラムあたりのカロリーで計算すると、キシリトールやパラチノースはほどほどカロリー有りです。ノンカロリーコーラに入っているアスパルテーム実は本当の意味ではノンカロリーでは無いのですが、甘さが強いのでグラムあたりのカロリーは無視できるというものです。本当に甘さパワーが強くかつ本当のノンカロリーはスクラロースというものがあります。
最近はビールなどでも糖質0などとメタボ対策食品も増えていますから、おやつにも人工甘味料が増えているように思いますが、実際は(炭酸)飲料水やチューインガムが主流で、低年齢の子ども達が食べるようなおやつにはあまり使用されていないのが現実。
チューインガムは唾液の分泌を刺激することもあって、キシリトールやリカルデントガムはむし歯予防効果が認められています。ただし1日何回も噛まないと効果がでないということで、予防まで考えるとフッ素のほうが確実で安い手段でしょう。実際的には、むし歯の原因とはならないガムという認識が適当ではないでしょうか。

 

ふたつき子ども歯科 http://www3.coara.or.jp/~futam/
                             http://www.futatsuki-dental.com/

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする