福岡市の小児歯科・矯正歯科・障害者歯科 ふたつき子ども歯科 院長日記

小児(障害児を含みます)の包括的歯科医療を提供するふたつき子ども歯科。子育てや食のことも含んだ、院長ブログ。

子育てコーチング

2006-11-23 | 子どもとの付合い

先日自分の部屋を整理していましたら、「実践 親子会話術」という「子育てコーチング」と題した本が出てきました。思い返すに、1年ほど前に購入してそのまま読まずに置いてあったものでした。
「コーチング」という言葉は最近はよく聞きますよね。私の立場で考えると、問題解決する力は子ども自身、患者さん自身、スタッフ自身、そしてセルフコーチングと考えれば、自分自身にあるということです。
ちなみにこの本の内容は、日常、家庭での親子間にありそうな問題について、ありがちな会話とコーチングを生かした会話を対比して挙げてあります。ありがちな会話というのが本当に我が家でもそっくりのやりとりがありますので、いずこでも同じなのかなと苦笑してしまいました。
コーチング会話というのは、実際的には事例のようにうまくはいかないのでしょうが、この本の表紙にも「親が変われば子どもも変わる」と書いてあるように、自分が変わらずして相手を変えようとするのは結局命令形になりがちですので、相手が自力で良い方向に変わるのは難しいでしょうね。
内容を読んでみて、子どもに対しては「ああしなさい。こうしなさい。」というよりも「○○してくれて嬉しかったよ。」とか気持ちを伝えたらいいよと言われますが、まさにコーチングも同じことなんだなと納得してしまいました。その方が親子間の会話も10倍進みます。
皆さんにも読んで欲しいと思い、当院の待合室に置いておきます。

コメント
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