福岡市の小児歯科・矯正歯科・障害者歯科 ふたつき子ども歯科 院長日記

小児(障害児を含みます)の包括的歯科医療を提供するふたつき子ども歯科。子育てや食のことも含んだ、院長ブログ。

大陸的な話

2006-08-18 | 国際交流
先日、友人のSA先生から、N大学予防歯科の教授に就任しましたとの挨拶状が届きました。
このSA先生、九州大学歯学部で行っているJICA(国際協力機構)歯学教育コースの3人のサブリーダーのひとりで、私も同じ立場でしたので、何かと歯学部の国際交流系では仕事をしていた仲間でした。
以前のブログにも書いていますが、ARTという開発途上国での歯科治療を勉強しようということで、SA先生、SI先生とタイとインドネシアを訪ねた1998年のことを思い出しました。この時期もインドネシアの国情は不安定で直通便がないので、タイ(バンコク)で1泊してジャカルタまで飛ぶことになりました。航空機と宿泊はSA先生がしておくということでSI先生と私は任せていました。
さてバンコクに到着して、「どこに泊まるの」という私たちの問いに、「まだ決めてないけど」という軽い返事。そして、おもむろに「地球の歩き方」を取り出していくつかの安宿をピックアップ。それから公衆電話にタイのコインを入れて連絡を試みています。入れるべきコインが違っているのか、公衆電話自体が怪しいのか、なかなか通じません。やっと通じたと思ったら値段交渉でいまいちということでガチャン。「もう夜の12時だから程々にしとき~早く決めて~」。その後他の宿に何とか連絡がついて、交渉成立でホットしたわけです。
時間が時間ですからタクシーで移動となったのですが、○○バーツという安い値段を提示する怪しい運転手の誘いに興味を示すSA先生。怪しいと思いつつ乗ったのですが、案の定、ひとり○○バーツという×3の高値。他のタイ人がいないのを確かめて、3人一緒に騒ぎました。すると運賃なしで、都市高速の途中のような場所で降ろされました。しばらくして流しのまともなタクシーがつかまり、結局安上がりで宿に着いたという次第でした。
国際交流というか、国際的予防歯科というとこれくらい大雑把というか大陸的くらいがうまくいくのかな~、と変に感心して振り返っています。
コメント
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