福岡市の小児歯科・矯正歯科・障害者歯科 ふたつき子ども歯科 院長日記

小児(障害児を含みます)の包括的歯科医療を提供するふたつき子ども歯科。子育てや食のことも含んだ、院長ブログ。

父性とは?

2006-08-09 | 子どもとの付合い

昨年まで、福岡市中央区の健康づくりセンターで「親子で歯の健康教室」という、就学前小児のフッ素塗布、むし歯予防指導などを行う事業に参加していました。当初は毎週木曜の午後に行っていたのですが、小児は午後よりも午前のほうが概して機嫌がよいことと、保護者の都合を考えて、月に1回は土曜午前にすることにしました。
その結果、母子のみでなく結構父親も一緒に参加される数が増えました。平日午後ですと、母親が専業主婦の場合が多いのではないかと思いますし、土曜にも行うことで仕事を持っている母親の参加も増えたのではないかと予測します。私達側としては、父親にもわが子の口の中の状態に関心を持って欲しいし、時間が許せば仕上げミガキとかしてもらうと、子どもにとってもモードが違って良いかもしれません。当院でも割と父母が一緒、父親と一緒という子どもたちの来院があります。
私自身も、家内が仕事をしていますので、1歳6か月健診や、予防接種、授業参観などに参加した経験は結構あります。要は、相対的に都合が付くほうがやるということなんですが。
ところで「らせん」や「リング」で有名な作家、鈴木光司さんは皆さんご存知ですよね。作家という職業は時間的に融通が利くということでしょうか、鈴木さんは子育て分野でもちょっと有名な人とか知っています? 少し前の本ですが、「父性の誕生」という本がありますので、特に子育てお父さんにはお奨めです。

子どもとママチャリで商店街を買い物していて、どうも父子家庭と思われていたとかいう話もあって、私も数年前までは同類でしたので結構頷ける内容です。ちなみに、当院の待合室にも置いています。

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