熟年の手習い

熟年老い易くチェロなり難し

ビリー・エリオット ミュージカルライブ

2015年02月13日 | 映画
映画にシニア料金というのがあるのを友人に教えてもらいました。←おそい
気がつけば、ワタクシすでにしっかり対象のヒト。

喜び勇んで見たい映画に飛びついたら、例外の特別料金でした。

ミュージカルのライブ映画なのですが、ロンドンまで見に行くことを思ったら何の不満もございません。
劇場の熱い興奮も伝わって楽しめたけど、映画館ではそれぞれ感情を押し殺している感じがちょっと悲しい。

夜に映画を見るのも超久々。

大当たりでした!
体の芯から、体幹からゆさぶられる作品でした。

「マイ・フェア・レディ」、「オリバー」、を思い出させる低所得者層が舞台。
サッチャー政権になっても、格差社会のお国柄は変わっていなかった!?
打倒マギーも大きなファクターで風刺も見せ場。
アベノミクスは大丈夫か。

母モノ場面は、今の私には必殺技。
いたいけな少年にとっても、アラカンのおばさんにとっても、母は母。
天国で母が見守っていてくれると歌われると、感極まる。

エリオット・ハンナ君


何といっても主役の少年が、ものすごくチャーミング。
彼のお陰で、3時間の長さがあっという間だったと言っても過言ではありません。
出ずっぱりで、体張っての大奮闘。

主役は何人も交代で演じていて、予告編では違う少年ですね。
このライブ映画のために、現在、過去のビリー役が大勢出て踊るのも壮観でした。


音楽はエルトン・ジョンだそうですが、「ありのままの~」的なテーマソングがないのがちょっと残念かな。

予告編に出ている歌は「それなりに、それなりに」とアタシには聞こえてしまうんですけど。

予告編


名シーンがYouTubeで見られるので余韻にひたっております。


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