熟年の手習い

熟年老い易くチェロなり難し

繕い裁つ人

2015年02月17日 | 映画
映画『繕い裁つ人』本予告


なかなか仕事モードに復帰できず、悶々としているのでこれを見てきました。

正直、前半眠かった~~~
お隣の洋裁好きと思われるご婦人のご亭主のいびきが気にもなりました。
「ハ刺しと言ってねぇ」と説明されても、ご亭主様には退屈だったことでしょう。

言わんとすることは、ものすごく共感しました。
ずっと着たい服を作りたいというのは私も常に思うこと。

友人の亡き母上様は誰も知らないうちにちゃんと死装束を用意されていて、それがうちで誂えたお気に入りのスーツでした。
仕事冥利につきます。
あの世までとは言わなくても、長く慈しみながら服を着ることの幸せを忘れたかのような昨今です。

映画は身近なテーマで、おまけに地元なので、つっこみ人間になってしまいました。

タイトルからなんか不自然な感じ。
「裁つ」ことから仕事が始まると身に染み付いているもので。

祖父母の代から神戸在住の設定ですが、標準語だし神戸人らしさがないのが淋しいね。
母親が着物を着ているのも謎。

リフォームするのに、あんなところまでハサミ入れたらダメでしょ。

布の端ばかり延々縫っているのも変。

などなど。

知っている景色やお店が出てくるのはうれしいです。

子ども時代の古き良き神戸の思い出が蘇ってきました。
そう、町にテーラーとか洋装店がたくさんあった時代です。







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