熟年の手習い

熟年老い易くチェロなり難し

ゴッホ展2

2005年07月02日 | アート

(つづき)「夜のカフェテラス」もその一つ。
‘狂人’と町の人から気持ち悪がられ嫌われながら、亡霊のように現れて写生しているゴッホを想像して立ちすくんでしまった。
存命中はまったく絵は売れず無名。
それでも弟がひたすら励まし応援し続け絵を保存、管理した。
どこかの相撲取り兄弟とえらい違いだ。

以前ハマッた田中一村のことも思い出したりなんかして、引率者はすっかり熱くなっていた。

勢いでいつもは絶対買わないミニチュアの複製画を3枚買ってしまった。
ダイニングの絵が10年近く同じもの。
日光で退色してきたので、ゴッホ作品に入れ替えたがちょっとダサい。

前のは貝や魚の図鑑のページのような印刷物だった。
額とも骨董市で買って思い出深い品。

友人にメールでそのことを書いたら彼女は好きなものをどんどんスキャンしてオリジナルの額を作っているとか。(超安上がり)
今はリゾート気分の写真に囲まれているそうだ。

骨董市で買ったワタシの絵もスキャンして色を加えてプリントアウトすればよいのだな。
その絵を捨ててしまわなくてよかった。

そして名作をインテリアグッズに利用するのはやめようと思った。

写真はゴッホが描いたアルルのカフェテラス。
すっかり観光名所で人が多くてこんなアングルでしか撮れませんでした。

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