熟年の手習い

熟年老い易くチェロなり難し

新レッスン7

2011年08月08日 | チェロレッスン
テキストは前回と同じ部分。

最初に私のチェロを試奏され、松脂のつけ方で弓元ギリギリまで使っていないことがバレバレ。
節約した訳ではないのですけど、キワまで塗らない習慣になっていて、
先生を呆れさせてしまいました。

鳴りやすい弓の中央しか使えなくなっていてはだめですね。
曲の流れで、必ずしもそこで弾けるとは限りませんから。

それから、先生は直前まで、濃いレッスンを受講されていたので、
お耳が大変過敏になっておられるようで。。。
私の音が夏枯れか、はたまた夏バテ系だったせいもあり。。。
ショボイ音は聞くに耐えないと、最初から予感はありました。

強弱や、ヴィブラート、レガートや歌うこと以前に
‘チェロのいい音を出しましょうレッスン’になりました。
簡単な曲で、いい音を出す練習。

私のチェロは先生が弾かれるのと私では音の差が大きすぎ。
ガダ兄は、まだ持ち主の私に冷たいのです。

重さが乗っていない原因を探る。
小手先の動きが多い。
肩甲骨を使うという前からの課題。
チェロはやっぱりパワーがいるので筋トレして筋力をつけた方がよい。

いい音を響かせることが出来ると、俄然コントロールがしやすくなるそうです。
汚い音でいくら弾いても上手くなりません。と先生の先生のお言葉。

最初の音を探らない。
音を出す限り、一発で最高にいい音を出すつもりで。
音に関しては、こんなもんかな、で諦めないで下さい。
アリオーソ弾いているのなら、なおさらです。とのこと。

チェロを弾く根源的な問題に真っ向からぶつかっては跳ね返されております。

時々、その音!というのが出るのですが、ほぼ偶然。
早く、感触をつかみ取って定着させたいです。

課題のエクササイズも地道に続けること。

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