熟年の手習い

熟年老い易くチェロなり難し

6回目(最終)のレッスン

2005年06月17日 | チェロレッスン

5月のレッスンが先生の都合で振替になり実に一ヶ月ぶり。
久々にお目にかかれてうれしいやら、お別れでさびしいやら。

「グランドコンサートで見ましたよ~!先生!」チェロ・コングレスの話で盛り上がった。
先生からは、ゲリンガスの人気ぶり、コングレスがあんなにすばらしいのに知名度がなさ過ぎてもったいなかった、など、など。
コングレスはもうないと思うけど1000人のコンサートは又あるので出て下さいね、と言われてしまった。
チェロ買えるかしら。

左小指にテーピングして行った。
巻き方もいろいろ試行錯誤中。関節に負担がかからないので弾いた後が楽だ。
先生はご存じないようだったが、納得なさった様子。

小指を使うはじめてのポジション移動なのだが、
やはりみてもらったら、力入れてあせりまくって移動しているらしい。
バカ力が入ってたのかもしれない。

チェロを始める年齢制限とか尋ねたら、ありませんときっぱり。
今大手教室で80歳の初心者の個人レッスンをなさっているそう。
耳があまり聞こえなくて、まだ何も弾けないのにバッハだけ弾きたい生徒さんらしい。

ちょっと、極端な例を出されてしまいました。ショック。
もっと参考になる例ないのかしらん。

おっ、とっと、おしゃべりばかり。

急遽、開放弦から。A線が相変わらず拙い。
やり直し、やり直し。

ハッピーバースデーと荒城の月のお手本をお願いして録音させていただく。
スラースタッカート、ピチカートの説明。
そして私。
不思議なことに家と楽器も椅子も違うのに音程が狂わずまずまず。
とても楽しくリラックスして弾けた時は、下手なりに出来が良くなるのだろうか。

先のようにポジションの移動は必死すぎると注意されたが、
あの弾き方で音程が狂わないのはエライと感心された。
(まぐれです)

家で弾くより、スムーズに弾けたことなどないのでこちらがびっくりだった。
練習不足で後退していたのだけれど。
教え方がよくて復活したのかな。

すごくお褒めに預かり、痛いとかなんとかイジイジしていたのが急に晴れ晴れ気分。
褒められると、うれしいもんですね。(お世辞半分だとしても)

実は子供のころから褒められると図に乗って怠けるタイプだった。
でも人間変わるもので、ほめられるとやる気が出る良い大人になったみたいだ。

2代目先生とお別れほんとうに残念。お世話になりました。

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