以前にも記したが、上郷町平倉は同町の中でもその境がわかり難い。東は早瀬川の支流大畑川を境界として細越と接し、南は平野原と道路で、北は板沢と越田(こえだ)で、西は廻立(まったづ)で。
文字にすると簡単なようだが・・・・越田は、刃金や板沢の舘がある山を境にしているようでもあり、そうでもないようであり、いわゆる微妙な境界で構成される。
そんな平倉には、稲荷系の規模の大きな神社が集まる。
その一つ、知る人ぞ知る「おっけそうな鳥居」
正面から見ると、まともな鳥居
(樹木の有る無しでは、こんなにも雪の量が違う)
そして、愛宕を彷彿させる急勾配の石段
撮り方のせいではなく、ものすごい角度で建つ拝殿
いつもの御領分社堂には、この地域で別格となるものを除き、3箇所の稲荷さんが記されている。
ただ、どこの地域でもそうなのだが、稲荷さんはその数が多すぎて、いつもは訪問対象から除外している。
しかし、この地域はその大きさが特別な気がする。
南何某の筆による掲額
正面だけでなく、後ろにも傾いている
何を祀っているのか確認していないが、脇にあるこの小祠も
安永9年(1779)の平倉村の石高85石4斗3升9合
馬数191頭
享和3年(1803)の家数87軒 地味は下下(最下位)
宝暦5年(1775)の凶作では、平倉村で87人が渇命(380人弱の人口の内)
そんな地域だったからこそ、このような規模の神社を建てたのだろうか?
管理者の了解無しに中に進入できないので詳しくわからないが、外部のこの放射状の骨組(タル木)は扇垂木を採用しており、腕に覚えのある大工が造ったことがわかる
今がギリギリ限度かな?
おまけ
思った方向に飛んでくれない白鳥
「いまはねど」という噂が流れていましたが、
健在でしたか! その「オッケルとリイ」爆
ここは、ありとあらゆるものが歪んで、傾斜していますね。
まるでエッシャーの絵のように(www
見事に傾向いていますね~~~地盤が弱いのでしょうか?
それとも施工の吟味が足りなかった???
地震?・・・・なんでも土台が大切だなぁ~と痛感。
最後の夕日の白鳥さん、いいですよ~~~(^-^)ノ~~
私は、行ったことがない。こんど、雪が解けたら行ってみます。
鳥居のうちは、まだ、良かったのですが、上に行くと、どれが垂直なのか自分の目を疑ってしまいました。老眼もここまできたかと。笑
立派に修復すると、写真ネタにならなくなると考えて、現状維持を決め込んだものと考えると、何とブロガー思いなんでしょう!
そのまま放置すれば、土にかえるのでしょうが、それまでは、かわいそうな姿を晒すことになり、「イダマスネ~ノス!」
石段を歩くうちに、フードがずれていました。露払い役のタオル君2号の姿を撮ろうと、あわててシャッターを押し、上に行くと息切れで、またまた、道具の確認もせず、カシャッ!
直したのは、しばらくしてからです。笑
すみません、、
多分、、
場所、、
勘違いしてた。
さて、廻立付近に「きつねじゃ(狐沢)」と言われる所があります。
なんか関係してるのかな???
この稲荷さんのある山沿いは、繋まで神社が何箇所かありますが、皆、大きめなものばかり。信仰心がそうさせたのか、競ったのか?わかりませんが、キツネジャにも、もしかして、稲荷さんがあるのかもしれません。
「(ぃ)よぉーし、いぐどゥ! きっと
オッケルとリイを見つけてやる!」
ヒントが散りばめられているようですが、いまだに「??」な場所です。
>フード
アハハ、ワダスもやったことありますYO
最近コンデジに限界を感じています。
いや、単に使いこなしていないだけきゃもorz
この神社は、平倉は繋周辺の西側山裾にあります。この辺りだけで、一週間分のネタが確保できること間違いなしです。笑
フードの装着ミスは、撮って画像確認をすぐ行なえば防げるのでしょうが、これがなかなか。
望遠には、やはり、一眼かと・・・・。笑