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「遠野」なんだり・かんだり

遠野の歴史・民俗を中心に「書きたい時に書きたいままを気ままに」のはずが、「あればり・こればり」

清水川稲荷神社

2010-01-31 15:12:50 | 稲荷

 つなぎ稲荷神社の山沿いを北東に進むと、曹洞宗滴水山曹源寺に至る。

 

お馴染み「むじな堂」

 

境内前を流れる早瀬川に架かる橋を渡ると、前方右側にこんもりとした木立

 

如何にも、何かありそう

 

清水川稲荷神社

 

そして、不地震地・・・・遠野では、耳にする言葉。

遠野物語第113話のジャウヅカ森も、同様の謂れのある場所。

 

ここにもまた、バランスの良い鳥居

決してふんずり返って通ってはならず、頭を垂れるどころか、かがむことが通過条件

 

この神社の由緒については未調査

 

お稲荷さん と

 

こちらが祀られているようだ

 

どちらも同じ苗字の方が奉納した掲額であることから、別当さんではないかと思われる。

 

大洞・・・・大同

 

には必ず一戸の旧家ありて、オクナイサマを祀る。その家を大同といふ。

 

今の土淵には大同といふ家ニ軒あり。山口の大同は当主を大洞某といふ。

 

遠野物語に登場する大洞は土淵の家を指すが、この掲額にあるように、この神社の周りにも大洞の家あり。

 

上郷と土淵に共通する苗字にこの大洞と林崎があるが、青笹を飛び越えて、存在することに興味を覚える。

 

はじめに記した「かがむ鳥居」の先にある山の神

妙にこの字体に愛着を感じる

 

茅葺にトタンを載せた屋根・・・・トタンも土に返ろうとしている

 

おまけ

 

流行に流されず、あり続ける神々の里遠野だが、

白鳥のスピードについていけないのが「私の腕」・・・・題して流され撮り


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