つなぎ稲荷神社の山沿いを北東に進むと、曹洞宗滴水山曹源寺に至る。
お馴染み「むじな堂」
境内前を流れる早瀬川に架かる橋を渡ると、前方右側にこんもりとした木立
如何にも、何かありそう
清水川稲荷神社
そして、不地震地・・・・遠野では、耳にする言葉。
遠野物語第113話のジャウヅカ森も、同様の謂れのある場所。
ここにもまた、バランスの良い鳥居
決してふんずり返って通ってはならず、頭を垂れるどころか、かがむことが通過条件
この神社の由緒については未調査
お稲荷さん と
こちらが祀られているようだ
どちらも同じ苗字の方が奉納した掲額であることから、別当さんではないかと思われる。
大洞・・・・大同
には必ず一戸の旧家ありて、オクナイサマを祀る。その家を大同といふ。
今の土淵には大同といふ家ニ軒あり。山口の大同は当主を大洞某といふ。
遠野物語に登場する大洞は土淵の家を指すが、この掲額にあるように、この神社の周りにも大洞の家あり。
上郷と土淵に共通する苗字にこの大洞と林崎があるが、青笹を飛び越えて、存在することに興味を覚える。
はじめに記した「かがむ鳥居」の先にある山の神
妙にこの字体に愛着を感じる
茅葺にトタンを載せた屋根・・・・トタンも土に返ろうとしている
おまけ
流行に流されず、あり続ける神々の里遠野だが、
白鳥のスピードについていけないのが「私の腕」・・・・題して流され撮り
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