「遠野」なんだり・かんだり

遠野の歴史・民俗を中心に「書きたい時に書きたいままを気ままに」のはずが、「あればり・こればり」

塚沢神楽 門打ち

2013-07-29 19:25:43 | 郷土芸能

この後、門打ちをして歩くのですが、その一軒のお宅で二番ほど舞います。

との情報から、一時間ほどで終わった例祭後、居残りとなる

 

声をかけて頂いている塚沢周辺を門打ち

 

シンガクを舞い、次の場所へ移動

 

雨が降ったり、小止みになったりを繰り返す蒸し暑い中、子供たちは至って元気

 

各家で準備していたお菓子や飲み物などを頂き、しばし休憩

これが、参加する子供たちには最高にうれしいようだ

 

そして、二番舞うお宅へ

 

入り込みの打ち鳴らし後、準備を整え、天照五穀(女五穀)舞い

 

この演目を観たことがなかったので興味津々

 

この家には、神楽を見に人が集まっており、

娯楽の少なかった昔は、こうやって神楽を楽しんだであろうと想像しながら見入る

 

子供たちだけで回る門打ちと異なり、本格的な舞いに釘付け

 

天熊人命から五穀を受け取った天布刀玉命が、天照大神にそれを渡し、

それを人々の食料となす為、天狭田彦命と天長田彦命に命じて

田畑に植えさせたという話を舞いにしたもののようだ

 

お見事でした!