予定は決定ではない旅の続きで、引っ張る
さて、白糸の滝を後にし、一路目的地へ
到着するなり、こんな装いの方に出会う
本来であれば、表参道より2446段の石段を昇って神社へ行くということだが、
今回は、下りのコース
バスを降りると、間もなく目に入ったのが天宥社
ここ、羽黒、中興の祖ともいえる修験天宥を祀る
出羽三山とは云うまでもなく、羽黒山、月山、湯殿山を指すが、江戸時代の遠野では
羽黒派に属する修験者が多く、遠野小学校東側の日枝神社は、
かつて善応寺であり、大日如来を祀る出羽三山信仰の寺でもあった
いざ、出発
まず目に入るのが参集殿と茅葺の鐘楼
最上家信の寄進による鐘楼は元和4年再建、参集殿は2100㎡もの広さだとか
隣接する三神合祭殿は屋根の葺き替え工事中
高さ28m、文政元年のもので国の重文
恐れ多く、内部は撮れず
財布を忘れ、人のお金で参拝した者がいたが、この後、天罰がくだることになる
蜂子社、開祖を祀る、右には厳島神社がある
それでは、石段を下がります
約二十名が一緒に下がり始めるが、見る目的のない人たちは、
元気よく下がり、私は、その集団から遅れ始まる
参道には、季節の花
斎館
かつての羽黒山修験華蔵院の屋敷で、この境内には30余りの宿坊があったようだが、
明治の神仏分離令により、ここのみを残し取り壊されている
現在は、精進料理などを提供する施設としても利用
石段の参道の途中にはこのような社が点在
これは尾崎神社
時折、上を眺めるが、このような風景が繰り返される
松尾芭蕉は、ここにも滞在している
「有難や 雪をかほらす南谷」
やっと、二の坂付近にある「力もち屋」さん
ここで一息と思ったが、連れの御一行様の姿が見えず、
かなり離れたことを痛感し、そのまま下へ
カメラ小僧は、取り残されたようです