スーパーで高知フェアの棚があった。そこに並んでいたのが土佐鶴。土佐鶴はわたし好みの銘柄。しかし、「ん？」これは初めて聞く名前。どういう意味だろうか？名前に惹かれて買ってみる。
「土佐のおきゃく」…調べると土佐弁で宴会のことを「おきゃく」というのだとか。なんか納得。土佐のいごっそうもはちきんも宴会好きな気がする。
でこのお酒、“高知県産米を全量使用し、土佐鶴伝統の辛口造りで仕込んだ純米酒を無濾過で瓶貯蔵しました。”とある。“アルコール度数も低めで飲みやすく、ほど良い酸味とキリッとした味わいをお楽しみいただけます。”
確かに飲みやすい。わたし的には度数が低いのは飲みやすいというより、ちょっと物足らない感じがするが、まあライトユーザー向けの日本酒なのだろう。
この「おきゃく」を呑んでいると、なんか無性に高知に行きたくなってしまった。もう長らく高知には行っていない。いつか高知での俳句大会があれば、酒好きの俳人たちを誘って行ってみよう。鰹と鯨とうつぼ、そして皿鉢料理。土佐の食材に酒は土佐鶴に司牡丹…楽しみにしておけばいつかきっと実現するだろう。描いたことはいつか必ず実現するというのが私の信条？心情？…なのである。
◇無濾過純米酒 土佐のおきゃく 720ml 土佐鶴酒造株式会社 高知県安芸郡安田町安田1586番地
